2005年11月
2005年11月22日
ニューヨークのレストラン「カフェ・グレイ」と発売されたばかりのミシュランNYC版
ニューヨークに到着した日の晩にカフェ・グレイ(Cafe Gray)に食事に行きました。店名にカフェと入っていますが、しっかりした料理を出す立派な内装の上級レストランです。ミシュランは星を一つ与えています。
まずミシュランのニューヨーク版についてお話ししましょう。ミシュランはタイヤメーカですが、地図や旅行ガイドを出版しています。赤い表紙のシリーズがレストランとホテルのガイドで、レストランを星の数で評価しています。最高ランクは三つ星です。
ミシュランのガイドはヨーロッパを対象にしていましたが、ついにニューヨークに進出しました。その最初の版が2006年版で11月に発行されたばかりです。僕はニューヨークの書店で購入しましたが、目の着くところに大々的にディスプレーしていました。
ミシュランのニューヨーク版はヨーロッパの各版のものとは違って、レストランを紹介する文章がたっぷりあります。星を付けているレストランは、見開き2ページを割いていて左側に店内の写真と店の情報や説明文、右側のページは、その店の料理1品の写真とレシピとなっています。写真は全てカラーです。星が付いてないレストランは、写真はなくて、1ページに2軒掲載されています。2006年版では、3つ星4軒、2つ星4軒、1つ星31軒という評価です。
価格は1冊16.95ドルですが、帰国後アマゾンを見て驚きました。15%OFFの税込み1,789円で売っているじゃないですか。今のレートなら現地で買うより安いです。詳しくは下のリンクをクリックしてみてください。
Michelin Red Guide 2006 New York City: Hotels & Restaurants (Michelin Guide New York City (Red Guide))ところで、NYのレストランガイドといえばザガッット(ZAGATSURVEY)ですが、これまたアマゾンでは13.95ドルのところ1,472円という安い価格で売っていました。
ZagatSurvey 2006 New York City Restaurants (Zagatsurvey: New York City Restaurants)出たばかりのザガット2006年版はNYの書店では一番目に付くところにずらりと並んでいました。百貨店のファッション売り場のカウンターにも置いてありましたよ。NYを歩いていて、ザガットの影響力は大きいなと思いました。掲載されている店はザガットの大きなステッカーを店頭に貼りだしてアピールしています。レストランガイドだけではなくて、ショッピングのガイドもあるんですが、チョコレート屋さんとか、ディスカウント店などもザガットで30点満点中何点を獲得しているなんてことをザガットのロゴと共に表示して張り紙をしていました。そんな圧倒的にザガットの影響力のあるニューヨークで、ミシュランはどれくらい食い込めるでしょうね。僕が利用したJALの機内にも各席のポケットにチラシが入っていました。それにJALでは東京−NY線のエグゼクティブクラスとファーストクラスに搭乗した人全員にプレゼントするキャンペーンを行っています(詳しくはこちら)。かなり広報には力を入れているようです。
さて、僕が食事をしたカフェ・グレイですが、去年オープンしたばかりのNYの新名所、タイムワーナーセンター(The Time Warner Center)の中に入っています。東京でいえば六本木ヒルズみたいなもので、高層のオフィスビルの下層にショッピングモールがあって、おしゃれなショップやレストランが入居しています。ミシュランが3つ星を付けたper seも入っていますよ。
セントラルパークから撮った風景ですが、左側のツインビルがタイムワーナーセンターです。ちなみに右側の高層ビルはトランプインターナショナル・ホテル&タワーで、この中にもミシュランが3つ星を付けているレストランが入っています。Jean Georgesといいます。
ショッピングモールはこんな感じで吹き抜けになっていて、見た目も六本木ヒルズのモールと同じような雰囲気があります。

カフェ・グレイはあらかじめネットを通じて予約をしておきました。お店のホームページのinformationの中にあるreservationをクリックするとOpenTable.comのサイトに入るよう促されます。そこから希望の日時や人数を入力するんですが、このレストラン予約サイト、良くできているなと思いました。希望の時間がいっぱいの場合は、予約可能な前後の時間が表示されるし、いっぱいで予約が出来ない場合は、予約可能な直近の日が表示されます。マンハッタンは327軒ものレストランを網羅していますが、他の都市も予約可能です。検索機能も充実しているし、個々のお店のページは、ランキングサイトやオフィシャルサイトへのリンクもあり、提供されている情報がたっぷりです。入力や変更も簡単で実によく練られたサイトだと感心しました。
さて、カフェ・グレイの店内はオープンキッチンでした。かなり広いキッチンがテーブルからよく見えます。窓際には盆栽のような緑が置いてありました。

ダイニングルームは鏡が多用されていてキラキラしています。客席はたっぷりですが満席でした。遅い時間から来る人も多くて、かなりの数が2回転していそうです。

僕が座った視点からのテーブルです。店内は全般に暗めでしたが、テーブルの上は照明が当たって明るいのが良かったです。
パンはこんな形で出てきました。
メニューはアラカルトのみでした。まずはアミューズ。すいませんメモをしなかったので何だったか忘れてしまいました。
僕が頼んだのは「Harvest Ragout」と銘打ったもの。野菜の上にお米の粉で作ったクレープが乗っています。
クレープにナイフを入れるとこんな感じ。野菜がたっぷりです。クリームが多く使われています。しっかり濃い味でした。
同行者が頼んだ前菜は「Marinated Jicama And Avocado」。Jicamaは、辞書を引くとクズイモとなっていました。それとアボカドです。
もう一人が頼んだのはリゾット。左の鍋にキノコのソテーが入っていて、テーブルでサービススタッフが右のリゾットの上にキノコを乗せてくれました。
前菜は野菜中心のメニューでした。現代のニューヨークらしいと思います。このレストランに限らず、野菜がかなり重視されていました。都会の人ほど健康を意識している人が多いんじゃないでしょうか。
メインは「Skate Schnizel」です。魚のエイをカツレツにした料理です。バターナッツという木の実とカボチャの種、それにケイパーが上に乗っています。エイは初めて食べましたが、白身で繊細な味わいで、ふわっとした食感でした。
同行者が頼んだ魚料理。
これは「Braised Short Rib Of Beef」。牛肉の煮込み。マスタード風味のソースです。
デザートと共にエスプレッソを頼んだらデザートより先に出てきました。デザートの後に出して欲しかった。
デザートも一人一つずつ注文。これは洋梨とヘーゼルナッツのスフレ。洋梨のアイスクリーム添え。注文を受けてから20分くらいかかるといわれましたが、話をしていたらすぐに時間が経ちました。
チョコレートとラズベリーの焼き菓子。
僕が頼んだのはこれ。メニューには「Spiced Creme Brulee in "Jack Be Little"」と書いてありました。小さなカボチャをくりぬいた器の中にクリームブリュレが入っています(左)。真ん中の丸いのは、出てきたときに左の器に蓋として乗っていたカボチャのヘタの部分です。右側はベリーのコンポート。器として使っているカボチャの内側の果肉をこそぎながら食べました。
最後にプチフール。
お客さんはほとんどが白人でした。東洋人は僕たちだけでした。近くに上品な白髪のおばあさまのグループが近くのテーブルにいらっしゃって上品なムード。全般に年齢層は高かったです。メインの料理は一皿29ドルから36ドルという価格設定ですから当然かもしれません。今回NYで感じたのは、場所によって存在する人種が違うということ。黒人さんが圧倒的に多いエリアがあると思えば、中心部の高級レストランは白人ばかり。住む世界が明確に分かれているようです。
2005年11月20日
JALの機内特別食
ニューヨークから無事帰ってきました。長時間のフライトでしたがそんなに疲れませんでした。というのも隣の席が空席だったことが大きいと思います。隣に人がいるのといないのとではぜんぜん違いますよね。ほぼ満席だったのに僕の隣は空席。行きも帰りもです。なんてツイてるんでしょう。
さて、今回のフライトでは、機内食をベジタリアンミールにしました。日本航空の「Web悟空」を利用しましたが、webを通して予約する際に搭乗する便を選んだ後、自分の名前と生年月日を入れる画面の中に食事の希望を入力するエリアがありました。プルダウンメニューの中には、ベジタリアンミール、糖尿病食、低塩分食など10ほどの特別食があって、選択することが出来ます。「消化の良いお食事」というのもあります。ベジタリアンミールはさらに、卵・乳製品不可の厳格な菜食主義者用、卵・乳製品可の肉食を取らない方用、アジア風の3つに分かれています。僕は厳格な菜食主義者向けの食事を選びました。JALホームページのコチラに特別食の詳細が書いてあります。
搭乗して席に着くと客室乗務員の方が、僕の名前を確認して、特別なお食事承っておりますと声を掛けてくれました。どんな食事が出てくるのか興味津々でした。どんな料理だったのかご紹介しましょう。
こんな感じで、特別食を示すステッカーが貼ってあります。
行きの1回目の食事です。大きい器の中央はサフランライス、左は熱を加えたトマト、右はマッシュルームとグリルしたズッキーニです。右の小さい皿はアーティチョークとプチトマトのサラダ。残りは見ての通りです。通常の食事は、白身魚のフライか鶏釜飯風ご飯の選択でした。
途中リフレッシュメントとしてデニッシュペストリーが出されましたが、僕の場合は胚芽パンにキュウリとトマトをはさんだ物でした。デニッシュにはバターが使われているからですね。
着陸前の食事は、アーモンドスライスを載せたご飯、カリフラワーのカレー風味、マッシュルームでした。
帰りに撮ったジョン・F・ケネディ空港のJALが入っているターミナルです。JFK空港は航空会社ごとに9つもターミナルが分かれています。このターミナルはJALの他に大韓航空、エアフランス、ルフトハンザなどが入っていますが、JALが出発の時間帯は大韓航空しか出発便がなかったので、2便分の客しかいなくて静か。すいていてセキュリティチェックはスムーズに通過できました。しかも搭乗口まで距離が短いので便利です。だから、そんなに早くからチェックインする必要はないなと思いました。まあ、大ターミナルでいろんな人種がごった返しているダイナミックな感じも好きですけどね。
白いのがこれから乗り込むJALの機体です。隣のゲートには大韓航空が止まっていました。
帰りの便の1回目の食事。大きい器の左側がズッキーニとタマネギのトマト煮込み、右側が温かい黄・赤ピーマンとサヤエンドウ。小さい皿はどちらも冷たい生野菜。
途中のスナックは黒パンの野菜サンド、オリーブとピクルスも付いてました。
2回目の食事はラビオリでした。
中身はこんな感じのラビオリがたっぷり入っています。ラビオリというのはリコッタチーズをパスタの生地を重ねて包んだもの。
僕にとってベジタリアンミールは通常の機内食よりずっとよかったです。お腹がもたれず消化が良かったのが、あまり疲れを感じなかった要因かもしれません。
帰りは窓際でした。きれいな空の画像をどうぞ。
2005年11月17日
2005年11月16日
エンパイアステートビルからの夜景に圧倒されました
今日もNYは暖かかったです。コートを着ていると、歩くと汗ばむほどです。今日はフェルメールの絵を3点も見られて感激しました。フリックコレクションは建物も室内の調度品も素晴らしかったです。
今日はずっと曇っていて、夕方に一時的に雨が降りましたが、昨日は快晴でした。セントラルパークでの眺めは素晴らしかったです。下の写真は、シープメドウと呼ばれる広大な芝生の広場で撮りました。ポカポカしていて、昼寝したり、ゆったり本を読みたいなと思いながらも、時間が限られていたので長居できませんでした。
木々の葉はだいぶ落ちていて、すっかり秋です。
セントラルパークの中にもスケートリンクがあります。
同じ日の晩、エンパイアステートビルに登りました。ここからの夜景は想像を超えていました。360度光があふれていて眩しいくらいです。しばし呆然と眺めていました。
2005年11月14日
ブルックリンからの夜景は素敵でした。
ちょっと更新がとぎれましたが、元気で楽しんでいます。毎日充実しているのですが深夜まで遊びすぎのため時間が取れません。眠いので短いですが今日のことを書きます。
今日は天気が良くて暖かかったです。今まで寒かっただけに幸せ! それでも僕はしっかり着込んでいましたが、屋外のカフェではTシャツやタンクトップ姿の人もいて驚きでした。
今日はアンティークのマーケットで、一人旅をしている日本人の女性と仲良くなって、4人で行動しました。旅先での出会いってうれしいものです。
今日も充実した観光が出来ましたよ。チャイナタウンとリトルイタリーに行ったし、合唱が200人以上もいたゴスペルも聴けました。

この画像はブルックリンハイツ遊歩道から撮ったロウアーマンハッタンの夜景です。
今日もよく歩きました。さすがに足が疲れました。友人とは今日でお別れ。明日から3日間、単独行動です。
2005年11月11日
フェリーから自由の女神を見ました
NY3日目について書きます。風が強くて、1日中寒かったです。
まずはグラウンド・ゼロに行きました。地下鉄ワールドトレードセンター駅です。フェンスの向こうがかつてビルが建っていたところです。
フェンスの向こうはこんな感じ。工事中です。
それから歩いてウォール街に行きました。そんなに長い通りではありませんが。高層ビルがびっしり建ち並んでいます。これはニューヨーク証券取引所。巨大な星条旗に覆われています。
それからブルックリン側の海沿いに出て、海のそばのシーフード料理屋さんに行きました。
ひなびた漁師町にある古くからある店といった趣です。お店に入ったらお客さんでいっぱいでした。地元の人から愛されていることがうかがえました。
アンチパスト盛り合わせ。すごい量が出てきました。3人だったから良かったけど、一人じゃ絶対食べきれません。
ズッパ・ディ・ペーシェ。魚介類の煮込みです。素朴な庶民的な味わい。
ここの親父さんがいい味出してました。イタリアからの移民と思われますが、時折イタリア語が会話に出てきました。でも不思議です。世界の金融の中心地ウォール街のすぐそばに、田舎にあるような古い趣のお店があるんですから。
お店のすぐ近くからブルックリン橋が見えました。絶景です。
それからスタテン島行きのフェリーに乗りました。これは島に住む人の日常生活で使われている船で、運賃は無料です。片道25分ほど。自由の女神の近くを通ります。といっても、3倍ズームにしてこれくらいの距離感ですが。
船のデッキから撮影しましたが風が強くてとにかく寒かったです。凍えながら写真を撮りました。こちらはロウアーマンハッタンのビル群。かつてはここにワールドトレードセンターのツインビルが建っていたんですよね。
夜はミュージカル「シカゴ」を見に行きました。幸いなことに前から3列目だったので出演者の表情がよく見えました。ダンスのレベルも歌のレベルも非常に高かったです。体のキレが違いました。劇場もいいムードでした。
ハーレムで黒人音楽を堪能
NY2日目はハーレムに行ってきました。この日の朝はすごく寒かったです。前日が暖かかったこともあって軽い服装だったので、寒さに震えていました。
まずは、ARCゴスペル合唱団のゴスペルを聴きました。麻薬やアルコール中毒に悩む人々をゴスペルを通じて社会復帰させるという趣旨の合唱団とのこと。魂のこもった熱い演奏に感動しました。中央の建物が演奏があった教会。
その後、ハーレムの町を歩きました。当然といえば当然ですが、まわりを歩いているのはみんな黒人です。町はヨーロッパの雰囲気もあります。
ハーレムでのスナップをいくつか。通りにはゴミは落ちていないし、駐車しているクルマはきれいです。近年かなり整備されたようです。
お昼は、ハーレムでソウルフードを食べました。南部の黒人の料理。貧しいので満腹感を出すために油で揚げた料理が多いです。
クレープの上に揚げた手羽先を載せてあります。蜂蜜をかけて食べるんですけど、そんなに違和感なかったです。
フライド・ポーク・チョップ。
ナマズのフライ。
11月13日までは友達2人と行動するので、上の皿は3人分ですよ。でもボリュームたっぷりで食べきれませんでした。
夜は、アポロシアターのアマチュアナイトを見ました。プロを目指すアマチュアがステージに上がり、観客の拍手や歓声でランクを付けて、勝ち抜いていって12月末に決勝大会があるというもの。とにかく観客のノリがすごかったです。自分が気に入った人へは、強烈に大きい声を上げて応援していました。みんなパワフルでした。
ホテルはタイムズスクエアの近くにあります。明らかに雰囲気が違います。華やかです。
2005年11月09日
無事ニューヨークに到着しました。
ニューヨークの空はきれいでした。中央はエンパイアステートビルです。寒さを覚悟してきましたが、寒くなくって、京都と同じくらいかなと思いました。
上の画像は、先週オープンしたばかりのロックフェラー・センターの展望台「TOP OF THE ROCK」からの眺めです。このビルのてっぺんまで上がりました。
ビルの下では、子供達がスケートをしていました。シーズンが来ると、像の後方にNY名物のクリスマスツリーが立ちます。
展望台の逆方向にはセントラルパークがあります。木々が秋らしい色に変化していましたよ。
この展望台は外に出ることが出来ますが、風がなくて、お日様があたってポカポカで気持ちよかったです。
2005年11月08日
2005年11月07日
イベント大成功!
今日は私が主催するイタリアソムリエ協会会長を迎えてのセミナーとディナーが行われました。
イタリア人一行がなかなか来てくれなくて、ろくに打ち合わせもしないままスタートしましたが、なんとかうまくまとまりました。
思わぬイタリアからのプレゼントもあって皆さんに満足していただけてほっとしました。今日のことは改めてClub AIS Japan Kansaiのブログに書こうと思います。
今回のイベントをするにあたっては多くの方にご協力いただきました。皆さんの助けなしには実現できませんでした。本当にありがとうございました! 感謝申し上げます。
右が会長のテレンツィオ・メドリ氏、左が通訳と進行をお願いした高岡洋文氏です。



















































