2006年05月
2006年05月27日
フィレンツェで工場直売のジノリの食器を購入
2006年4月にフィレンツェ近郊のリチャード・ジノリの工場そばのアウトレットに食器を買いに行ってきました。4月のイタリア旅行は友人の料理人と一緒でしたが、イタリア料理店をまもなく神戸に新規開店させるので、店の備品を買い物することが今回の旅の目的のひとつでした。
最寄り駅は Sesto Fiorentino。フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅から、ローカル列車で13分です。
駅から10分ほど歩いたところにあります。門には何の看板もありません。こんなところでジノリの食器が売っているなんて思えないほど殺風景なところです。
門から少し歩いた左手に販売所があります。ちょっとひなびたムード。
建物の中は、一角にきれいにディスプレイされているところもありますが、
大部分はこんな感じで食器が山積みされています。
真っ白の食器を中心に選びました。いくつかのシリーズがあって迷いました。しかも手に入るのは店頭に出ているものだけなので、気に入ったものでも、必要としている数が揃わなかったりして、思うように買えないものもありました。シェフの買い物している姿は真剣そのものでしたよ。他に、野菜の絵が入った食器セットも特別価格で出ていたので購入。食器はジノリのみ使用のイタリア料理店っていいでしょ。
買った品物は航空便で送ってもらうことができます。僕は個人的なおみやげとして小皿などを買ったんですが、ギフト用の化粧箱に包装してくれて、リボンも掛けてくれました。かなり安い値段になっていたと思います。お得な買い物ができました。
さて、ワタクシですが、このシェフがオーナーとして開店する店で働くことにしました。サービス全般とワインの仕入れを担当します。ワインは、今、選定中です。
お店の名前は「テゾーロ(tesoro)」です。宝物という意味のイタリア語です。6月24日開店です。場所は山陽電車「月見山駅」のすぐ近くです。月見山までは、三宮から電車で20分ほどかかります(須磨の手前です)。
細かいお店の情報は改めてお知らせしますね。いよいよ自分の力を発揮する時が来ました。責任の重さを感じると共に、とてもワクワクしています。力を出し切ります!
最後の画像は、フィレンツェのアルノ川です。
grazie_arigatou at 18:00|Permalink
│Comments(10)
│TrackBack(0)
│
│イタリア、ブリュッセル、アムステルダム(2006年4月)
| トスカーナ 2006
2006年05月17日
イタリアで最高峰のレストラン、ダル・ペスカトーレ
2006年4月9日にダル・ペスカトーレ(Dal Pescatore)に行ってきました。前々からずっと行きたいと思っていたあこがれのレストランです。
しかし、交通の不便な場所にあるんです。クレモナ、マントヴァ、パルマといった町に囲まれたところにありますが、これらの町からクルマで30分から45分かかります。
僕たちはクレモナに宿を取って、タクシーでレストランに向かいました。タクシーの中から撮った風景です。
こんな感じで田園風景が広がっています。周りは畑ばかりの田舎にすごいレストランがあるんです。
これがレストランの建物。
ダイニングは、絵がたくさん掛かっていてとてもいい雰囲気です。
花がたくさん生けられていました。きらびやかなテーブル。
まずスパークリングワインでも飲みますかと聞かれました。ドンペリニヨンとロゼ・シャンパーニュとフランチャコルタがあるとのこと。グラスでドンペリを出しているとはすごいですね。すごく高そうなのでドンペリははずしてフランチャコルタにしました。注いでくれたのは、カ・デル・ボスコという会社の最上級のもの、アンナマリア・クレメンティでした。日本での希望小売価格は、1本15,000円もするんですよ。
さて、料理は140ユーロ(2万円くらい)のコースにしました。さすがに立派な値段です。メニューには決められた料理が書かれていましたが、相談の上、アラカルトの料理の中から食べたいものを選んで、一部を差し替えてもらいました。まずは、パルミジャーノの粉を焼いたもの。
アミューズはトマトとナス。
オマールとサーモンのテリーヌです。ショウガ、カラスミ、ウナギのマリネ、甘酸っぱい味のタマネギなどが一緒に乗っています。
フォアグラが入ったタマネギのスープ。
カボチャのトルテッリです。甘みがあります。
サフランのリゾット。カルチョーフィのフリットが乗っています。
ガッリネッラという魚。
鳩です。
ワインリストは立派なものでした。フランスワインの品揃えもすごいです。しかし、高いワインばかり。結局選んだのは、クインタレッリのヴァルポリチェッラ・クラッシコ・スーペリオーレ98。昔飲んだクインタレッリはかなり濃厚な印象だったんですが、これは思ったより軽やかでした。繊細できれい。
チーズもいただきました。パルミジャーノ・レッジャーノです。これが素晴らしかった! ねっとりした食感で深い味わい。
デザートはチョコレートケーキにモスカートダスティ風味のザバイオーネソース。
ソースは、かわいい鍋に入って登場。自分でかけました。
小菓子も充実。
ゆったりとステキな時間が過ごせました。やはりこのレベルのレストランになると、サービススタッフの人数が多いので、万全のサービスを受けることができます。スタッフは若い人が多かったな。背筋がぴしっと伸びた凛としたサービスで気持ちよかったです。食事中、サービス担当のオーナー、アントニオさんが、何度か「ベーネ?」とか愛想良く声を掛けてくれました。
料理は奥さんのナディアさんの担当ですが、全般に繊細でおいしかったです。ただ、料理だけが突出して感動を与えてくれるというものではありませんでした。雰囲気の良いダイニングルームと、十分なサービスも含めたトータルで魅力をたっぷり感じさせてくれる素晴らしいレストランだなと感じました。
帰りは夜遅くて道がガラガラだったため、タクシーの運転手がよく飛ばす人だったこともあって20分ほどでクレモナのホテルに着きました。クレモナはいい雰囲気の小さい町でした。下の写真はドゥオーモとトラッツォ(塔)。
ドゥオーモの内部です。
grazie_arigatou at 15:03|Permalink
│Comments(0)
│TrackBack(0)
│
│イタリア、ブリュッセル、アムステルダム(2006年4月)
| ロンバルディア 2006
2006年05月08日
フィレンツェ郊外の二つ星「ラ・テンダロッサ」
2006年4月5日、ミシュランが星二つをつけているエレガントなレストラン、ラ・テンダロッサ(La Tenda Rossa)に行ってきました。
行きはバスで行ったんですが、フィレンツェS.M.N.駅近くのSITAのバスターミナルから乗って、40分か50分くらいかかったような気がします。くねくねした細い道を上っていきます。あまりに急カーブなので、対向車に注意するためクラクションを鳴らしながら走っていきます。やがて小さな田舎町に着きました。バス停の前に小さな広場があって、その一角に店があります。
ドアを開けると、こんなステキなウエイティングスペースがあります。開店時間の前に着いてしまったのでここでしばらく待たせてもらいました。
席に着くとシャンパーニュを注いでくれました。そう、イタリアのスプマンテではなく、フランスのシャンパーニュなんですよね。銘柄は忘れましたがとてもおいしかったです。この代金は最後の請求書には載っていませんでした。粋なサービス。
シャンパーニュを飲みながらじっくりメニューを検討しました。結局アラカルトで食べたいものを選んで取り分けてもらうことにしました。3人で行ったんですが、アンチパストとプリモはあらかじめ一人一皿に盛りつけた状態で持ってきてもらって、セコンドは本来の一皿をそのままテーブルに出してもらうというスタイルになりました。
突き出し。すいません。どんな味か忘れてしまいました。
パン皿には先ずはパリパリの薄焼きせんべいのようなものを乗せてくれました。食事が進むにつれて、複数の種類のパンを出してくれます。
最初の料理は、フォアグラ料理。メニューには、Fantasia di fegato grasso d'oca con pan-dolce と書いてありました。フォアグラが様々な味付けをされています。カカオが乗せてあったり、洋梨とラズベリーを煮詰めたものあり、チコリとセロリを甘く味付けたものありで、フォアグラをいろんなバリエーションで楽しめました。
これがこの料理と共に出されたパン。ほのかに甘くて、カリッとトーストされていました。
そして、一緒に甘口のワインはいかがですかと勧めていただきました。レストランの近くでできるワインだそうです。ぶどう品種はセミヨン中心。フォアグラに甘口ワインを合わせるのは王道ですが、こうやって料理にぴったりのワインをグラス単位で勧めてもらえるのはうれしいものです。
前菜の2皿目は小イカにしました。イカの中にはオマールエビが詰められています。皿の中心のオレンジ色のものは、ショウガ風味のカボチャのムースで、焦げ目がついています。メニューには、"Sole" di piccoli calamari ripieni all'astice e crema bruciata di zucca gialla aromatizzata alla radice di zenzero と書いてありました。
この日、頼んだボトルは、Brunello di Montalcino La Casa 1993 (Caparzo)。78ユーロ。ここのワインリストは充実していましたが、いいワインがずらっと並んでいて、値段も高いものばかり。その中でも手頃な値段のワインを探していたらこれが引っかかりました。しかし、ボトルの写真を撮るのを忘れてしまったので画像はなしです。こうやってグラスをワインで洗ってくれました。店内は彫刻がいくつも置いてありました。
ダイニングルームは落ち着いた雰囲気。彫刻と植物が和ませてくれます。
パスタはキタッラを頼みました。Spaghetti alla chitarra con frutti del mare, medaglioni di astice, calamaretti al nero e grattata di bottarga di muggine です。バジリコのソースが絡んだもっちりした麺に、オマールが乗っていて、カラスミが掛けてあります。横にはイカスミで和えた小さなイカ。
お次はSacchettini di anatra muta su zabaione salato di pecorino da "Pienza"。鴨肉を詰めたパスタ。ペコリーノチーズがかかっています。ザバイオーネソースがカラメルっぽい味。鴨に野性味があって奥行きがあります。
セコンドは、こんな風にクロッシュがかかって、うやうやしくテーブルに登場しました。
セコンドはシエナの貴重な豚、チンタセネーゼ、キャベツのムース添え(Filettino di cinta senese consalsa aromatizzata al caffe e puree di cavolo: nero, verzotto e fiore verde)。
それに、鳩の胸肉、ポルト酒のソース、ウンブリア産黒トリュフ掛け(Petto di piccione con sottopelle le sue rigaglie in salsa di Porto, tartufo nero di Norcia e la coscetta croccante farcita di fegato grasso)。
あまりに満腹でデザートは注文しませんでした。それでも小菓子は登場。
正直な料理の印象を書きましょう。プリモまではすごく感動した料理ばかりでした。しかし、セコンドはどちらも、さらに感動を深めてくれる味わいではありませんでした。サービスは女性二人が中心にしてくれましたが、とても暖かく、しかも洗練されたものでした。ダイニングルームの雰囲気もいいし、二つ星の価値は十分に感じられました。サービス料という名目の余分なお金を請求されなかったのも好感が持てました。会計は3人トータルで337ユーロ。帰りは夜遅かったのでタクシーを呼んでもらいました。しかしあまりに高かった。フィレンツェ中心部まで1万円近くかかったと思います。
フィレンツェの様子を少し見ていただきます。これは中央市場のハム屋さん。
やっぱりドゥオーモはフィレンツェの象徴。
雲ひとつない青空でした。ここはアルノ川。
サンタマリアノヴェッラ教会です。
今回初めてサンタマリアノヴェッラ教会の中に入りました。美しいステンドグラス。
grazie_arigatou at 00:27|Permalink
│Comments(0)
│TrackBack(0)
│
│イタリア、ブリュッセル、アムステルダム(2006年4月)
| トスカーナ 2006



















































