2006年10月
2006年10月04日
セザンヌに共鳴したっ
今日、店は定休日。神戸市立博物館にオルセー美術館展を見に行きました。今まで京都に住んでいたので、ここに来るのは少々面倒でしたが、気軽に行けるようになりました。
会期始まってすぐの平日というのに、思った以上に人が入っていました。もっと静かな環境で見たかったなあ。特に入口を入ってすぐの本来ロビーの場所で展示があり、ざわざわして落ち着かず、すぐに絵を見る心構えになれなかったのが残念。ことに、ここに展示されていたホイッスラーの「灰色と黒のアレンジメント第一番、画家の母の肖像」の敬虔で厳格なムードは台無しでした。ちゃんとした雰囲気で見たかった。
さて、今日の僕の気持ちに最も訴えかけてきたのはセザンヌの絵でした。「サント・ヴィクトワール山」の淡い色調。そして、それとは対照的にしっかり深みのある色合いの「ギュスターヴ・ジェフロワ」の2点が出ていました。うーん、いいなーと、しばし見入りました。
会場に行く前は、ミレーとかモネとかに気が引かれるんじゃないかと思っていたので、自分の今日の感性に意外な感じがしました。
それと、チラシやチケットに使われているマネの「スミレのブーケをつけたベルト・モリゾ」にも感銘しました。黒の引き締まった色彩、勢いのある髪の毛の筆致、背景の移ろうような白の表現など、明らかに印刷とは違って、ナマの絵が持つ生命力がダイレクトに心に響きます。まさに本物を見ることの喜びですね。
2週間後の10月18日から5日ほどパリに行くのですが、大いに気持ちが盛り上がってきました。実は初めての海外旅行の行き先はパリでした。しかも一人旅。あこがれだったんです。1週間ほどでしたが、パリにずっと滞在してあちこち美術館を回りました。それ以降も何回か訪れましたが、今回は2年半ぶりに訪ねることになります。
初めてのパリ訪問以来ガルニエ(オペラ座)ではパフォーマンスを見ていませんでしたが、今回はバレエとオペラに1回ずつ行きます。バレエはリファール振り付けのもの中心のミックスプロ、オペラはコジ・ファン・トゥッテです。雰囲気だけでも酔ってしまうくらいの素晴らしい劇場で生の公演が見られるなんて幸せです。
パリのあとはイタリアに行ってピエモンテ州のワイナリーやチーズ工房を訪れたり、スローフード協会主催の食の見本市、サローネ・デル・グストに行ったりします。さらにフランチャコルタにも行けそうです。しっかり見聞を広めてきますね。11月の頭に帰ってきます。



















































