2007年06月
2007年06月27日
ウサギとアプリコットのテリーヌは旨かった。
6月25日 はれ のち夕方から一時雨 寒いっ
昼間はとてもいい天気でした。空は抜けるような青空。でも、風が強くて肌寒かったです。コート(薄手のものではあるけれど)を着ている人もちらほらいらっしゃいました。
彼女が行きたがっていたサロン・ド・テ「ラルティザン・ド・サヴール(L'Artisan de Saveurs)」で午後のひとときを過ごしました。かなり評価が高いお店のようです。場所はオ・ボン・マルシェの近く(72 rue du Cherche Midi)。
彼女が頼んだのはブランマンジェ、マンゴーのソース。
僕は冷たいアイスクリームにしました。
これがうまかった! 中身は、生クリームのムース、レモンのソルベ、バニラアイスクリーム、オレンジ、キンカンのコンポート、アーモンドが入ったチュイル。大満足。また行きたいと思いました。
夕食は、オ・ボン・マルシェ(AU BON MARCHE)で買った、ウサギとアプリコットのテリーヌ(terrine de lapin aux abricots)などをアパートで食べました。ワインはカーヴ・タイユヴァンで買ったコトー・デュ・ラングドック(COTEAUX DU LANGUEDOC)。12ユーロほどだったと思います。しっかりしたアルコール感とタンニンがある重みのあるワイン。
このテリーヌは感激のおいしさ。しっかり歯ごたえのあるウサギの肉は奥行きある深い味わい。それにアプリコットの甘みと酸味が絶妙のレベルで味わいに広がりを与えています。アプリコットの風味はほのかでありながらも、このテリーヌ全体の味わいには大きな存在意義があると感じました。値段は215グラムで3.87ユーロ(この写真はこれを半分に切ったもの)という価格ながら大きな満足を与えてくれました。オ・ボン・マルシェの総菜売り場は見ているだけでも楽しいです。
そしてチーズは、モノプリで買ったカマンベール・ド・ノルマンディAOC。わずか3.95ユーロ。日本だと倍以上の価格かも。濃厚で納得いく味わいでした。
夕方からぽつぽつと雨が降り出しました。昼間はあれだけ晴れていたというのに。
パリの天気は移ろいやすいです。
メトロのホームにバーゲン(soldes)の広告が一気に張り出されました。これはボン・マルシェのもの。初日の6月27日は、なんと8時半開店のようです。
2007年06月18日
ルーヴル美術館の夜間開館
6月13日 くもり一時あめ
ルーヴル美術館の夜間開館に行ってきました。通常は午後6時までですが水曜日と金曜日は9時45分まで開いています。しかも6時以降に入場すると入館料が8.5ユーロのところが6ユーロに割引されます。僕たちは6時半くらいに入って3時間くらい滞在して絵画を中心に鑑賞しました。ルーヴルに入ったのは初めてパリに来た15年前以来です。当時は改修中だったので、ルーブルの全体像に触れられるいい機会になりました。この写真は入場口あたり。
日本語の案内パンフレットをもらって大まかなルートを決めてから鑑賞スタート。ここはブーシェの部屋。
これは今回の新たな発見。初めて知った画家 Jean-Simeon CHARDIN(1699-1779)の絵。小さなサイズの静物画が3点並んでいましたが、どれも魅力的でした。
美しい天井画がある展示室もありました。
ミロのヴィーナスは大人気。みんな写真を撮りまくっていました。しかし、人が入らないように仕切りっているテープとポールは貧相な感じがしませんか。
ルーベンスのホール。広い空間1室が全てルーベンスの絵。
最後に一番のお目当て、フェルメールの絵2点。しかし、グループが絵の前を占領してガイドさんが話していたので、閉館間近なのにしばらく待たなければなりませんでした。こういうことがあるので、見たい絵は早めに見ておきましょう。それから、開館時間は9時45分までになっていますが、これはお客さんみんなが出口から出るのが完了するのがこの時間です。広い館内なので、20分くらい前から追い出しが始まることも頭に入れて鑑賞する必要がありますよ。
モナリザの展示は別格でした。大きな部屋の中央についたてのように立っている壁にガラスに守られて展示されていました。しかも、絵のすぐ近くまで近づけません。でも、夜だったためか人が少なくてじっくり見ることができました。モナリザに限らず、昼間はグループが多くて騒然としているんじゃないかなと予想します。安くてゆったり見られる夜間開館はおすすめです。あと、写真撮影はストロボを使わなければ基本的に可能なんですが、モナリザのある部屋など一部は撮影禁止になっています。
展示室から見えたガラスのピラミッド。
この後、フィレンツェに住んでいるソムリエ仲間が紹介してくれたオペラ座近くにあるワインバー VINO'S(29 rue d'Argenteuil 75001)に行きました。スタッフはみなさん日本人で、お客さんも日本人が多かったです。ソムリエの松岡さんはとても感じのいい方で楽しくお話しできました。ボルドー最良年90年のシャトー・レゾルムドペズ(Chateau Les Ormes De Pez)なんてワインもリーズナブルな価格でグラスで飲むことができました。おいしかったー。
そして驚いたのがこのチーズ。ミモレットは大好きだけど、こんなにうまいのは初めて。感激!
2007年06月16日
日本人シェフの星付きレストラン
6月12日 はれ
ニース最終日。この日は特にいい天気。光に溢れています。午前中は港に行きました。
豪華なクルーザーがたくさん停泊しています。
お昼はあらかじめ予約していたレストランへ。ミシュラン一つ星 Keisuke Matsushima(22 ter r.de France) http://keisukematsushima.com/index.htmlです。日本人シェフのレストランで星がついているのはパリのHiramatsu、Stella Marisとここのみ。入口はシンプル。
サーヴィススタッフは4名でしたが、そのうち二人は日本人だったので日本語で料理の説明をしてもらうことができました。お昼のみ35ユーロのコースがあります。グラスワインとカフェが付いた45ユーロのコースを選択しました。前菜、メイン、デザート、それぞれ2種類の選択肢がありました。二人だったので全ての料理を出してもらうようにお願いしました。内装はシンプルでシャープな印象。
アミューズは今時のルックス。赤ピーマンのムースとひよこ豆、ピサラディエールを今風に見立てたもの、チェリートマトをカラメリゼしたもの、ポワローを牛肉の薄切りで巻いてわさびを乗せたもの。
前菜のサーモン。中心は半生の状態。
彼女は薄く切った野菜の盛り合わせ、タプナードのソース。薄くスライスした生ハムのかりっとした食感が面白かったです(サービスの方に聞いたところ、低温で火を入れているそう)。
メインはウサギのロースト。付け合わせは、オリーブ、ドライトマト、ポレンタ。
彼女のメインはホウボウ。イカとアサリも一緒に。ソースは魚介のダシにサフランを加えたブイヤベース風。
デザートはチョコレートケーキ。
もう一つはパイナップルのカルパッチョ風。
ワインは、はじめはプロセッコ。きれいな味わい。
メインの時は、魚料理にはプロヴァンスの白。酸が穏やかでふくよか。ウサギにはチリの赤。地元のワインを飲みたいところ。
カフェの時にはこんなかわいいプチフールが。バラとアプリコットのマカロン、チェリーのコンフィ、生姜風味のパンナコッタ。プチフールが充実しているとは、さすが星付きレストラン。
他の席を観察するとアミューズとプチフールは高いコースと共通のようでした。これを考えると料理だけで35ユーロというのはお得な気がします。料理は全般的に繊細な味わいで、強いインパクトは感じられませんでした(安いお昼のコースなのでしょうがないかとは思いますが)。しかし、味覚を研ぎ澄ませて味わうと、それぞれの皿のソースは十分に吟味されたもので、素材とソースを共に口に含むと奥行きを感じました。食べ手の鋭敏な味覚が試されますね。
レストランのすぐ隣はこんな風景。南を感じます。
レストランから海まではすぐ。海岸沿いの大通りに面した建物。
この日は海の色が殊に鮮やかでした。
美しい海を前に、ほんのりと酔った体をしばし休息させました。
このあと、バスでヴァンスに向かいました。所要時間は1時間ほど。うれしいことにニースの1日乗車券が使えました。険しい山肌には、ぽつぽつと家が張り付くように立っています。
ここに行ったのは、マティスが描いたロザリオ礼拝堂を見るため。標識がいい感じ。
入口は小さい。
教会内部は撮影禁止でした。マティス最晩年の仕事はシンプル。何事も最後には単純の境地に到達するのかも。しばし静かにこの空間浸りました。愛する人とここに来られたことに感謝です。
帰り際に建物を撮影。
塀越しに撮影。建物の外をじっくり見られないのは残念。
バスでニースに戻って、旧市内のカゴ屋さんを覗いたあと空港へ。
ニース空港はわりと大きかったです。ターミナル1と2は離れているのでバスで移動しなければなりません。時間がかかるのでお間違えなく。
オルリー空港まで飛行機で。アパートに帰ってきたのは夜12時くらいでした。たっぷり南フランスを楽しんだ3日間でした。
マントンの鮮やかな海
6月11日 はれ
朝ホテルを出て近所のパン屋さんで朝ご飯を調達。これは切り売りのピサラディエール。コートダジュール名物の玉ねぎとアンチョビとオリーブのピザ。

まずはシャガール美術館に行きました。

館内はフラッシュを使わなければ撮影可能です。ゆったりと見やすく展示されています。素直に感動。来た甲斐がありました。

小さな子供達が絵に向かって話を聞いていました。フランスではこのような光景をよく見ます。小さな頃から美術に親しめるなんていいですね。

その後ニースのバスターミナルからマントンに向かいました。マントンまでのバスから見る景色が素晴らしくて目が離せませんでした。美しい海、途中のモナコもきれいな町だと思いました。
マントンの海岸がはあまりに鮮やかでした。海岸沿いの席に座って遅めの昼食を撮りました。黄色いふわふわのパラソルがおもしろい。

ニース風サラダです。ゆで卵、オリーブ、アンチョビが特徴。

一緒にテーブルに出されたオリーブオイルとバルサミコ酢が面白かったので撮影。スプレー式のビンになっています。

席からの眺めは素晴らしかったです。ニースに比べて人は少なくて素朴なムード。

食後に波打ち際まで出てみました。透明感あるきれいな海。

マントンは町も魅力的。教会も南国ムードたっぷり。

旧市街の街並みも趣があります。

マントンに来た最大の理由はジャン・コクトー美術館に行くことでした。海に面しています。

想像よりもかなり小さな規模の美術館でした。表にはこんな壁画があります。

道路の標識にはイタリアの文字が。

コクトー美術館の前はヨットハーバーです。向こうはイタリア。

町を歩いていて魅力的な家に出会ったのでパチリ。

建物の壁も南らしい明るい色。魅力的なこぢんまりとした町でした。バスならニースから1時間半ほどです。片道僅か1.3ユーロ。

夕食はニースに戻ってからとりました。ミシュランを見て当たりをつけていた Lou Pistou(4 r.Raoul Bosio)という地元の料理を出すレストランに行きました。

おやじさんが料理、愛想のいい奥さんがサービスをしている小さな庶民的レストラン。

メニューはニースの伝統的料理がたっぷり。まずはラタトゥイユ。本来の一皿をあらかじめ二人分に分けた状態で持ってきてくれました。野菜がクタクタに煮込まれています。おいしい。

ズッキーニの花のフライ。平たい状態で揚げられていました。

ワインはコートドプロヴァンスのロゼのハーフボトル。その後、同じメーカーの赤のハーフ。気楽に飲める心地よい味。

玉ねぎ、赤ピーマン、ズッキーニを小さく刻んだものと挽肉を合わせたものを野菜に詰めて焼いたファルシ。

ニース風トリップの煮込み。粒こしょうがたっぷり効いていました。フレッシュなトマトで煮込まれています。

伝統的なニース料理を堪能できて大いに満足。マダムも気さくに接してくれて気持ちよく食事ができました。
朝ホテルを出て近所のパン屋さんで朝ご飯を調達。これは切り売りのピサラディエール。コートダジュール名物の玉ねぎとアンチョビとオリーブのピザ。
まずはシャガール美術館に行きました。
館内はフラッシュを使わなければ撮影可能です。ゆったりと見やすく展示されています。素直に感動。来た甲斐がありました。
小さな子供達が絵に向かって話を聞いていました。フランスではこのような光景をよく見ます。小さな頃から美術に親しめるなんていいですね。
その後ニースのバスターミナルからマントンに向かいました。マントンまでのバスから見る景色が素晴らしくて目が離せませんでした。美しい海、途中のモナコもきれいな町だと思いました。
マントンの海岸がはあまりに鮮やかでした。海岸沿いの席に座って遅めの昼食を撮りました。黄色いふわふわのパラソルがおもしろい。
ニース風サラダです。ゆで卵、オリーブ、アンチョビが特徴。
一緒にテーブルに出されたオリーブオイルとバルサミコ酢が面白かったので撮影。スプレー式のビンになっています。
席からの眺めは素晴らしかったです。ニースに比べて人は少なくて素朴なムード。
食後に波打ち際まで出てみました。透明感あるきれいな海。
マントンは町も魅力的。教会も南国ムードたっぷり。
旧市街の街並みも趣があります。
マントンに来た最大の理由はジャン・コクトー美術館に行くことでした。海に面しています。
想像よりもかなり小さな規模の美術館でした。表にはこんな壁画があります。
道路の標識にはイタリアの文字が。
コクトー美術館の前はヨットハーバーです。向こうはイタリア。
町を歩いていて魅力的な家に出会ったのでパチリ。
建物の壁も南らしい明るい色。魅力的なこぢんまりとした町でした。バスならニースから1時間半ほどです。片道僅か1.3ユーロ。
夕食はニースに戻ってからとりました。ミシュランを見て当たりをつけていた Lou Pistou(4 r.Raoul Bosio)という地元の料理を出すレストランに行きました。
おやじさんが料理、愛想のいい奥さんがサービスをしている小さな庶民的レストラン。
メニューはニースの伝統的料理がたっぷり。まずはラタトゥイユ。本来の一皿をあらかじめ二人分に分けた状態で持ってきてくれました。野菜がクタクタに煮込まれています。おいしい。
ズッキーニの花のフライ。平たい状態で揚げられていました。
ワインはコートドプロヴァンスのロゼのハーフボトル。その後、同じメーカーの赤のハーフ。気楽に飲める心地よい味。
玉ねぎ、赤ピーマン、ズッキーニを小さく刻んだものと挽肉を合わせたものを野菜に詰めて焼いたファルシ。
ニース風トリップの煮込み。粒こしょうがたっぷり効いていました。フレッシュなトマトで煮込まれています。
伝統的なニース料理を堪能できて大いに満足。マダムも気さくに接してくれて気持ちよく食事ができました。
2007年06月15日
コートダジュールの青い海
6月10日 はれ
ニースに3日間行ってきました。早起きしてCDGへ。オペラ座横から出発しているロワシーバスを利用。ターミナル2、ターミナル3、ターミナル1の順にまわっていきます。下の画像をクリックするとルートが見られますので参考にどうぞ。
ニースまでは格安航空会社イージージェット(http://www.easyjet.com/en/book/index.asp)を利用しました。日にちや便によって値段が全く異なります。買う時期によっても値段が変わるので、早めに手配していました。安い日の便を選んだので、二人で174.46ユーロで往復できました。ターミナル3は格安航空会社のためのターミナルのようです。
建物は簡単な作り。チェックインは、ネットで予約した際に表示される予約番号とパスポートを見せるだけ。
搭乗口の待合室はこんな感じ。
搭乗口近辺には、パソコン用電源がありました。
機体は新しくてきれい。機内誌によるとイージージェットは100機以上を所有し、平均機齢は2.2年とのこと。イージージェットは、座席指定がなく自由席です。ほぼ満席でした。飲み物や食べ物は有料です。客室乗務員がイキイキと仕事をしている様子に好感を持ちました。
1時間半ほどでリヨン空港に到着。バスでリヨン駅へ。空港を出るとすぐに海が目に入ります。美しい青に思わず声が出ました。海岸沿いの道を通るので景色は最高。約20分で駅に到着。
まずはホテルにチェックイン。駅からすぐです。Le Petit Hotel(55, Rue Berlioz 06000 Nice tel: 04 93 88 10 30)
色合いがやわらかく趣味がいい室内。一部屋一泊70ユーロ。シャワーのみでバスタブはなし。
家具もセンス良し。
階段のそばにはオリーブの木の鉢植えが。全部で8室みたい。
ホテルの外観。真ん中の3階建ての小さな建物。静かで快適でした。
ホテルの前の通りをまっすぐ南に15分ほど歩くとちょうどニースの最高級ホテル、ネグレスコの横に出ます。
そして目の前は海。海と空の青さはまさにコートダジュール。長い海岸線に圧倒されます。
お昼ご飯は海岸沿いのベンチに座ってサンドイッチを食べました。
ビーチでは日光浴をしている人多数。思った以上にビーチに人が出ていました。泳いでいる人もちらほら。
バスに乗ってマティス美術館へ。
規模は大きくないけれど、ゆったりと落ち着いて鑑賞できました。館内は撮影禁止。地下にも出入り口がありました。地上からは建物右側に階段があります。
市内に戻って展望台へ。海岸が一望できます。
反対側には港があります。コルシカ島行きの船があります。
展望台の麓の旧市内は趣ある古い建物が並んでいます。細い路地が迷路のよう。
イタリアに近いせいか、ニースではピザ屋さんやジェラート屋さんも目につきました。ここでジェラートを食べながら休憩。おいしかった。
夕食は旧市内の細い路地に席を出しているレストランに入りました。
外で食事をするのは気分がいいものです。手前の皿はムール貝のパン粉焼き。奥はナスとズッキーニのフライ、玉ねぎのタルトなど。
メイン料理は一皿を二人でシェアしました。鴨のロースト、イチジクのソース。付け合わせは、フレッシュなイチジク、青菜のソテー、じゃがいも。
一緒に飲んだのはバンドールのロゼ。キリッとした酸味とみずみずしい果実味が気持ちよかったです。
食後は日が暮れつつあるビーチへ。
闇になる前のひととき、青い世界。
2007年06月13日
パリの小さなレストランでデジュネ
6月9日 くもりのちはれ
大満足のお昼ご飯でした。お店はル・トン・オー・トン(Le Temps au Temps, 13 rue Paul Bert 75011 tel:01 43 79 63 40)。8番のメトロでバスティーユから東へ2つめのFaidherbe Chaignyが最寄り駅。下の写真、中央の建物と右側の建物の間のがポール・ベール通り。
店の表には小さなテーブルが出ていました。この写真は帰り際に撮りましたが、僕が行ったときには実際に外で食べている方もいらっしゃいました。
こぢんまりした店内。合計24席くらい。満席。土曜日ということもあるのでしょうか。お昼というのにどの席もワインのボトルが載っています。席と席との間は10センチくらいしかありません。隣のお客さんとの距離が小さくて、みんなで食事を楽しんでいるという喜びの一体感があります。メニューは壁の黒板に書いてあります。前菜、メイン、デザートの3皿で30ユーロ。それぞれのカテゴリーから選んでいきますが、この日の選択肢は前菜5種類、メイン7種類。小さい手書き文字を解読しながら検討していきました。
僕が選んだ前菜は鰯のタルタル。細かく刻んだ生のきゅうり、オニオン、トマトが和えてあります。爽やかな味わい。一口食べただけで大満足。この店はいけると確信しました。
同伴者が選んだのはアスパラガス。マグロの薄切りが載っています。フォアグラのソース。このソースが素晴らしかった。甘酸っぱくて軽やか。アスパラガスと良く合っています。これが「料理」の素晴らしさだと思います。素材のおいしさをより一層引き立てるきちんとしたソースの存在が、レストランで食事する満足感を与えてくれました。
ワインはドメーヌ・ド・ラ・ボングラン(Domaine de la Bongran)のマコン・ヴィラージュ 2001 を選びました。素晴らしいワインでした。程よく熟成してまろやか。適度な酸が味わいを引き締めています。密のような風味はまさにボングラン独自の世界。
メインは豚。表面にはトリュフ。しっかり歯ごたえのある食感。ボリュームもたっぷり。
彼女のメインはスズキ。表面に蜂蜜が塗ってあります。中央の茶色いのはシャンピニョンを細かくしたもの。魚の身単独では蜂蜜の甘みが好きになれないなーと思いましたが、シャンピニョンと一緒に口に含むと最高のハーモニーを奏でました。すごい!
デザートはフラン。ココナツ風味。スイカのソルベ。キャラメルのソース。
このお店はブルータス・カーサ2006年12月号でフランソワ・シモン氏が推薦していました。オーナーシェフは29歳とのこと。ホールはチャーミングな奥さんが一人で切り盛りしていました。カジュアルな空間で気負うことなく現代的で軽やかなフランス料理が食べられるいいお店でした。本当に楽しかった。
写真はこのお店があるポール・ベール通り。他のパリの通りと同様、びっしりクルマが駐車していました。
パリの楽しい立ち飲みワインバー、バロン・ルージュ
6月8日 くもり
午前中は本を読んだりブログの下書きをしたり。
彼女が作ってくれたマッシュルームと人参のパスタを食べてネットに繋げに近所のカフェへ。
前日に行ったところとは別のカフェ。

このあたりはカフェがいっぱい。無線でネットにタダでつなげられるカフェは増えてるみたいです。ここも何人もパソコンをいじっています。カフェは1杯2ユーロ。イタリアのメーカー、ラヴァッツァのが出てきました。

カフェを出てスーパーマーケットでミネラルウォーターやオリーブオイルを買い物して帰宅。下の写真左側の建物が住んでいるところです。

夜は今回初の外食。バスティーユ付近のワインバー、バロン・ルージュ(Le Baron Rouge, 1 rue Theophile Roussel)へ。赤いテントの下に人だかりがしているのですぐに分かりました。外でグラスを持って飲んでいる人多数。

店内も人でいっぱい。黒板にワインの名前がずらりと書かれています。グラスワインは1ユーロ台から3ユーロ台まで。カウンター越しに飲みたいものを注文してグラスに注いでもらったらお金を払い、自分でグラスを持って好きなところに移動して飲むというシステム。

奥にテーブル席もあるけど、樽をテーブル代わりに立ち飲みしている人たちがほとんど。

隣の人と肩が触れあうくらい混雑しているのに記念撮影。ずっと立っていたけど、楽しげな雰囲気の中だったので全く疲れを感じることはなかったです。

パテやハムの盛り合わせを注文。パンも付いて一皿10ユーロ。すごくおいしい。

壁際に値段が手書きされたボトルが並んでいます。ミュスカデ5.5、トゥーレーヌ5.7、ヴーヴレー12、サンセール12.7ユーロ。安い!

店内はみんなの賑やかな話し声が反響していました。ここは真面目な顔をしてワインの色がどうのとか香りがどうのととか言う所じゃありません。僕たち二人も地元の人の楽しげな雰囲気の中で自然と笑顔になって気分良くすいすいワインを飲んでいました。僕たちが帰るときも相変わらず外はいっぱい。ハッピーな時間が過ごせました。

午前中は本を読んだりブログの下書きをしたり。
彼女が作ってくれたマッシュルームと人参のパスタを食べてネットに繋げに近所のカフェへ。
前日に行ったところとは別のカフェ。
このあたりはカフェがいっぱい。無線でネットにタダでつなげられるカフェは増えてるみたいです。ここも何人もパソコンをいじっています。カフェは1杯2ユーロ。イタリアのメーカー、ラヴァッツァのが出てきました。
カフェを出てスーパーマーケットでミネラルウォーターやオリーブオイルを買い物して帰宅。下の写真左側の建物が住んでいるところです。
夜は今回初の外食。バスティーユ付近のワインバー、バロン・ルージュ(Le Baron Rouge, 1 rue Theophile Roussel)へ。赤いテントの下に人だかりがしているのですぐに分かりました。外でグラスを持って飲んでいる人多数。
店内も人でいっぱい。黒板にワインの名前がずらりと書かれています。グラスワインは1ユーロ台から3ユーロ台まで。カウンター越しに飲みたいものを注文してグラスに注いでもらったらお金を払い、自分でグラスを持って好きなところに移動して飲むというシステム。
奥にテーブル席もあるけど、樽をテーブル代わりに立ち飲みしている人たちがほとんど。
隣の人と肩が触れあうくらい混雑しているのに記念撮影。ずっと立っていたけど、楽しげな雰囲気の中だったので全く疲れを感じることはなかったです。
パテやハムの盛り合わせを注文。パンも付いて一皿10ユーロ。すごくおいしい。
壁際に値段が手書きされたボトルが並んでいます。ミュスカデ5.5、トゥーレーヌ5.7、ヴーヴレー12、サンセール12.7ユーロ。安い!
店内はみんなの賑やかな話し声が反響していました。ここは真面目な顔をしてワインの色がどうのとか香りがどうのととか言う所じゃありません。僕たち二人も地元の人の楽しげな雰囲気の中で自然と笑顔になって気分良くすいすいワインを飲んでいました。僕たちが帰るときも相変わらず外はいっぱい。ハッピーな時間が過ごせました。
2007年06月08日
ロワールのおいしい白ワイン
6月7日 くもり
午前中、パソコンを持って近所のカフェへ。無料で無線LANに接続可能。

カフェは1杯1.7ユーロ。

家で昼食。彼女が鴨の煮込みの出し汁を使ってリゾットを作ってくれました。

その後外出。オペラ座横のAMEXでTCを現金に替えた後、歩いてマドレーヌ寺院そばのワイン屋さんLAVINIA(3 bd. de la Madeleine)へ。

3フロアある大型店。品揃えはすごい。そして見やすいディスプレイ。ボルドーの1級シャトーは複数のヴィンテージがずらり。Paolo Scavinoなどイタリアの高級ワインも充実。GAJAのワインはかなりの種類が並んでいました。日本人スタッフもいらっしゃいました。何も買わずに見ただけで退散。
プチパレ美術館へ。

なんと観覧は常時無料。人が少ないのでゆったりとした気持ちで見ることができました。広範囲の時代の美術品が展示されています。複数のクールベの絵に魅了されました。ピサロやモネの絵もあり。
付近の街路樹が四角く切られていたのが面白かったのでパチリ。

彼女がチェックしていたケーキ屋さんLecureuil(96 rue de Levis 75017)へ。庶民的な商店街を抜けたところにありました。

ショーケース手前、一番左のケーキとピスタチオのパウンドケーキを購入。

ケーキの中身は白いムースとチェリーのコンポート。ふわっとした食感とチェリーの甘酸っぱさが口に中に広がりました。甘すぎず、かといって軽すぎない充実した味わいに満足しました。

夕食は、軽くシェーブルチーズ3種とサラダ。そして到着初日に買った有機栽培の白ワインCoteaux du Giennois 2004 (Alain PAULAT)。価格は10ユーロ弱。

このAOCは初めて飲みましたが、サンセール付近にあるとのこと。大いに満足しました。ロワールのソーヴィニヨンは好きだなあ。レモンやグレープフルーツの香りですが、そんなに凝縮した感じはなくて繊細。強すぎないきれいな酸味が好ましい。評論家受けするような厚化粧の味わいじゃなく、すっぴんの素朴さが僕好み。それでいて田舎っぽくなくてスマートなところがいい。
午前中、パソコンを持って近所のカフェへ。無料で無線LANに接続可能。
カフェは1杯1.7ユーロ。
家で昼食。彼女が鴨の煮込みの出し汁を使ってリゾットを作ってくれました。
その後外出。オペラ座横のAMEXでTCを現金に替えた後、歩いてマドレーヌ寺院そばのワイン屋さんLAVINIA(3 bd. de la Madeleine)へ。
3フロアある大型店。品揃えはすごい。そして見やすいディスプレイ。ボルドーの1級シャトーは複数のヴィンテージがずらり。Paolo Scavinoなどイタリアの高級ワインも充実。GAJAのワインはかなりの種類が並んでいました。日本人スタッフもいらっしゃいました。何も買わずに見ただけで退散。
プチパレ美術館へ。
なんと観覧は常時無料。人が少ないのでゆったりとした気持ちで見ることができました。広範囲の時代の美術品が展示されています。複数のクールベの絵に魅了されました。ピサロやモネの絵もあり。
付近の街路樹が四角く切られていたのが面白かったのでパチリ。
彼女がチェックしていたケーキ屋さんLecureuil(96 rue de Levis 75017)へ。庶民的な商店街を抜けたところにありました。
ショーケース手前、一番左のケーキとピスタチオのパウンドケーキを購入。
ケーキの中身は白いムースとチェリーのコンポート。ふわっとした食感とチェリーの甘酸っぱさが口に中に広がりました。甘すぎず、かといって軽すぎない充実した味わいに満足しました。
夕食は、軽くシェーブルチーズ3種とサラダ。そして到着初日に買った有機栽培の白ワインCoteaux du Giennois 2004 (Alain PAULAT)。価格は10ユーロ弱。
このAOCは初めて飲みましたが、サンセール付近にあるとのこと。大いに満足しました。ロワールのソーヴィニヨンは好きだなあ。レモンやグレープフルーツの香りですが、そんなに凝縮した感じはなくて繊細。強すぎないきれいな酸味が好ましい。評論家受けするような厚化粧の味わいじゃなく、すっぴんの素朴さが僕好み。それでいて田舎っぽくなくてスマートなところがいい。
サンルイ島のアイスクリーム屋さん
6月6日 はれ
まずはサンミシェルにあるパン屋さんへ。そして橋を渡ってノートルダム寺院へ。

その後、サンルイ島にある有名なアイスクリーム屋さんベルティヨン(Berthillon, 31 r.St-Luois en L'ile) 。

左のカップはイチゴとピスタチオ。右はキャラメルとアーモンド。濃厚な味わいでおいしい!

帰り道にスーパーマーケット「モノプリ(Monoprix)」で買い物。モノプリはパリに何軒もありますが、ここはメトロTemple駅の出口のすぐそば。

店内はきれいで洗練さています。こんな丸い形のクルジェット(ズッキーニ)を見つけました。

ここでは今日の夕食にトマトやロケット(ルーコラ)を購入。

ロケットは65グラム入って1.4ユーロ。あとアルザスのビールを何本か(250mlが1本0.8ユーロ)。
まずはサンミシェルにあるパン屋さんへ。そして橋を渡ってノートルダム寺院へ。
その後、サンルイ島にある有名なアイスクリーム屋さんベルティヨン(Berthillon, 31 r.St-Luois en L'ile) 。
左のカップはイチゴとピスタチオ。右はキャラメルとアーモンド。濃厚な味わいでおいしい!
帰り道にスーパーマーケット「モノプリ(Monoprix)」で買い物。モノプリはパリに何軒もありますが、ここはメトロTemple駅の出口のすぐそば。
店内はきれいで洗練さています。こんな丸い形のクルジェット(ズッキーニ)を見つけました。
ここでは今日の夕食にトマトやロケット(ルーコラ)を購入。
ロケットは65グラム入って1.4ユーロ。あとアルザスのビールを何本か(250mlが1本0.8ユーロ)。
2007年06月07日
パリ初日
ご報告が遅れましたが、5月31日をもって、神戸のイタリア料理での勤務が無事終了しました。
約1年勤めましたが、いい経験ができました。シェフ始め、お客様、取引業者の方々から多くのことを学べたことに感謝しています。
最終日には友人や常連のお客様が顔を出してくださり、本当にうれしかったです。
これからもテゾーロとはいい関係を続けます。客の立場として訪れるのも楽しみです。
そして、いよいよパリにやって来ました。
6月4日の夕方に日本を出発して、6月5日の朝6時半くらいにパリに到着しました。
大きなトランクを抱えながらも、婚約者が住んでいるアパートの最寄り駅から地上に上がってすぐに撮影。いい天気です。気温は日本とそれほど変わらない感じ。爽やかです。
彼女がお昼ご飯を作ってくれました。ホワイトアスパラガスは、僕がアパートに到着する前にマルシェに買い物に行ってくれたようです。ホワイトビールで乾杯。いよいよ二人の生活がここから始まります。
しばらく休憩したあとは買い物に出発。まずは1ヶ月間メトロとバスが乗り放題のパス、カルトオランジュを購入。52.50ユーロ。このために自分の顔写真を持ってきていました。上のカードに顔写真を貼り付けて、カード右下に書かれている番号を切符の方に書き込みます。カードは携帯しておいて、改札ではこの切符を通すという使い方。
まずは、有名なチーズ屋さん、バルテルミーに行きました。ところが、お昼の休憩中で午後4時に店が開くと入口に書いてありました。
もう少しだったので、近くにある百貨店、ボン・マルシェで時間をつぶすことにしました。ここの食品館は充実していますよ。様々なパテにテリーヌにソーシソンなどがずらっとショーケースに並んでいて、見ていて楽しくてしょうがありません。
バルテルミーに戻ってチーズを購入。今回は全てヤギの乳で作ったシェーブルチーズにしました。シェルシュールシェールとクロタンとブションの3種類。画像はバルテルミー店頭のディスプレイ。
その後、ワイン屋さんに行きました。
パリで無料で配布されている「ニュースダイジェスト」という日本語誌に紹介されてたのを彼女が切り抜いてくれていました。ビオワイン専門店(AUX VIGNES DE FRANCE, 27 av simon bolivar 75019)。庶民的な住宅街といった地域で街路樹が大きくていい雰囲気の通りに面しています。画像一番右がこのお店。
こぢんまりとした店内です。
店主のデュポンさん。こちらから、クロタンに合う白ワインと鴨の煮込み料理に合う赤ワインを各1本推薦して欲しいと頼むと、実に親切にアドバイスしてくれました。鴨料理については、鴨のお肉の部位はどれかとか、一緒に何を煮込んでいるのかとか、細かく聞いてくれて誠実にアドヴァイスをしてくれました。
これが購入したワイン2本。白はCoteaux du Giennois、赤はCahors。2本で17.60ユーロというお手頃価格。2本とも有機栽培葡萄を使ったワインです。
買い物の後はお店のすぐ近くにある公園(Parc des Buttes-Chaumont)に行きました。斜面に芝生が張ってあって寝転がっている人が多かったです。実に気持ちよさそうでした。
周回路ではランニングしている人がたくさん。来ている人の年齢層も幅広く、近所の人に愛されていることがうかがえます。ここでベンチに座ってしばし休憩。
帰宅後、夕食です。メインは彼女があらかじめ作ってくれていた鴨と野菜の煮込み。見た目は色が茶色っぽいですが、旨みたっぷりでおいしかったです。
野菜は、星付きレストランのシェフ達が買いに来るというジョエル・テイボーさんというお百姓さんが作った野菜をマルシェでわざわざ買ってくれたもの。今は姿を消した昔の品種を復活栽培しているそう。人参だけでも3種類。
トピナンブール(topinanbpur)という、今ではほとんど作られていない野菜も。見た目はイモのようですが、味はゴボウに似ています。鴨との相性も良くてすごくおいしい。
ワインは早速カオールを開けました。大満足のパリ初日のディナーでした。






































