2008年08月
2008年08月26日
8月に開店したばかりの繊細なイタリア料理店「オルト」
京都市中心部に8月5日に開店したばかりのイタリアン、リストランテ・オルトに二人で行ってきました。
谷村シェフは、京都の本格派イタリア・リストランテの草分け「ディボディバ」に勤めたあと、西洋料理レストランとしては野菜を大々的に取り入れた料理を出す先駆けとなった京都・岩倉のフレンチ「エヴァンタイユ」を経て「リコルディ」シェフを務め、イタリアのトスカーナとリグーリアで研鑽を積んでこられました。
お店は三条通りと六角通りの間を南北に通っている衣棚通りに面しています。普通の住宅が並んでいる小さな通りです。
白い壁の清潔感ある入口。
店内は一列にテーブルが並んでいます。6時に入店したので一番乗り。
まずはプロセッコで乾杯。料理は5000円のプリフィックスのコースと、4500円の野菜のコース(前日までに要予約)の二つのみ。この日は5000円のコースを選択。前菜3皿、パスタ、メイン、デザート、お茶の構成です。
まずはイチジクのフリットに生ハムを巻いたもの、黄色ピーマンのソース。これが素晴らしかった。熱々の甘いイチジクと生ハムの塩気と油が素晴らしいバランス。スプマンテと良く合います。
お次はフルーツトマトと白エビのパルフェ。
そして鮎。野菜もいろいろ。
3種類の中から選べるパスタは、連れはサンマのスパゲッティ・サフラン風味を、私は鴨のラグーソースのタリアテッレを選びました。このラグーには山椒がきいていてオリジナリティ豊か。
セコンドは、それぞれ鹿のローストと鴨のローストを選択。鹿にはイチジクのソース。付け合わせにナス。
鴨のローストにはオレンジソース。このソースが素晴らしかった。オレンジの風味が強すぎず絶妙のバランス。しかも肉質は滑らかで大満足。
オルトのワインリストにはびっくりしました。イタリアの銘醸地のグレートなワインの古いヴィンテージのものがずらり。たとえば、トスカーナの上質なワイン、ペルゴレトルテは、92年から95年までのすべてのヴィンテージがリストアップされていました。今では手に入れるのが困難なバックヴィンテージがずらっと並んでいるのでため息が出ます。店に入るまでは、贅沢は控えて5000円くらいの手頃な値段のワインでいいやと思っていたのですが、ワインリストを見たとたん、いいのが飲みたくなりました。それくらい、そそられるワインが並んでいました。
そんな中から私が選んだのは、フェウディ・ディ・サン・グレゴリオのセルピコ1996年です。このワイン、ナポリがあるカンパーニャ州を代表する葡萄品種アリアニコを中心に使った、この作り手を代表する高級ワインです。
想像を絶する素晴らしいワインでした。はじめは、最高の状態で熟成した70年代ボルドーのグランヴァンのニュアンスを感じるほど。ドライフルーツやスパイスの香りのほかに、木の香り、苔むした土の香りもほのかに感じられます。香りをかぐだけでも十分満足感があって、自然と目を閉じ、余韻に浸った至福の表情になっていました。これが中盤になると、いい具合に熟成したブルゴーニュのグランクリュのワインのような印象に変化していきました。甘い果実味もでてきて、まるでDRCのワインのよう。タンニンは強すぎず繊細で、柔らかい味わいのワインが好きな私にとっては応えられないおいしさ。刻々と変化していく様を十分に堪能しました。ボトル1本を二人でゆったりと飲むのはいいものだなと改めて思いました。1本18,000円でしたが、3倍の値段のブルゴーニュのグランクリュにも負けないほどの満足感があると言っても過言でないと思います。イタリアワインの奥深さ、そして熟成したワインの素晴らしさを体験できました。これほどのワインを長期的にコレクションされてきた谷村シェフに敬意を表します。
デザートは、ナスのコンポートと山椒のアイスクリーム。柔らかく煮込まれたナスがおいしいし、山椒の香りがバニラ風味のアイスクリームにうまく溶け込んでいるのにはびっくり。
料理は全般に繊細な味わいで、野菜を意識した独創的な面も突飛なアイデアだけに終わらず高いレベルでおいしくまとまっていたと思います。シンプルでクリーンな内装にも好感が持てました。
リストランテ オルト
京都市中京区衣棚通三条下ル三条町337−2
075-212-1166
2008年08月22日
アルト・アディジェの小さな町、ブレッサノーネ
6月のイタリア旅行について久しぶりに書こうと思います。
イタリア最北の地、アルト・アディジェの最大の町、ボルツァーノからさらに北に位置するブレッサノーネ(Bressanone)に行きました。ボルツァーノから、オーストリアに向かう国道を車で1時間弱北上したところにある小さな町です。1772年にはモーツァルト親子が訪れたそうです。
アルト・アディジェは、オーストリアと国境を接していて、イタリアでありながらドイツ語を話す人が多い地域です。そのため、町の名前は、イタリア語の名前とドイツ語の名前の2つが存在します。イタリア語ではBressanone(ブレッサノーネ)、ドイツ語ではBrixen(ブリクセン)です。道路標識もほとんどの町が2つの名前が併記されていました(むしろドイツ語のみの表記が多かったです)。ちなみに「アルト・アディジェ」も、イタリア人が使う呼び名で、ドイツ語ではsudtirol(南チロル)となり、地元の人はドイツ語の方を使いたいようです。観光パンフレットにはAlto Adigeの言葉はなく、sudtirolのロゴが表示されていますし、英語版のパンフレットには、South Tyrolと表現されています。地元の人たちは、自らの地域をアルト・アディジェと言いたくないのかもしれません。
さて、ここは小さな魅力的な町でした。町の中心には高い塔が立っています。
こちらはドゥオーモ。
内部の天井には美しいフレスコ画が描かれています。
多くの建物の窓辺には赤い花が飾られています。
町をかすめるように小さな川が流れていました。
20分も歩けば一回りできてしまいそうな小さな町でしたが、清潔で雰囲気のいいところでしたよ。
2008年08月12日
南イタリア2001年ヴィンテージをグラスでどうぞ
バックヴィンテージである2001年の高品質な南イタリアの赤ワインを入手することができました。ワインバー・ロスコでは以下のワインをグラスでご提供いたします。
8月22日(金)抜栓
☆コンティ・ゼッカ社 ネロ(プーリア州)
ネグロ・アマーロ70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%

土着品種のネグロアマーロが7割、国際品種のカベルネ・ソーヴィニヨンを3割ブレンドしたワインで、南イタリアらしく、凝縮した果実味がありスパイシーで濃厚でありながら、洗練された上質なワインで、ワインガイド各誌から高い評価を得ています。
7年の時を経て飲み頃に達した貴重な2001年ヴィンテージです。グラス1杯1700円にてご提供します。8月22日(金)からご提供を開始しますが、各1本しかありませんので売り切れ次第終了させていただきます。
ワインバー・ロスコ
京都市中京区六角通河原町東入ル 六角ビル3階
電話:075-211-8804 全席禁煙
PS:私が好きな歌手、サラ・ブライトマンが北京オリンピックの開会式で歌ったそうですね。残念ながら、私はそのときの映像を見ていませんが、中国が開会式で他国のアーティストを招いたことは異例だと思いますし、それが普段私が良く聞いているサラ・ブライトマンだったことは、うれしいような、誇らしいような気持ちです。
8月22日(金)抜栓
☆コンティ・ゼッカ社 ネロ(プーリア州)
ネグロ・アマーロ70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%
土着品種のネグロアマーロが7割、国際品種のカベルネ・ソーヴィニヨンを3割ブレンドしたワインで、南イタリアらしく、凝縮した果実味がありスパイシーで濃厚でありながら、洗練された上質なワインで、ワインガイド各誌から高い評価を得ています。
7年の時を経て飲み頃に達した貴重な2001年ヴィンテージです。グラス1杯1700円にてご提供します。8月22日(金)からご提供を開始しますが、各1本しかありませんので売り切れ次第終了させていただきます。
ワインバー・ロスコ
京都市中京区六角通河原町東入ル 六角ビル3階
電話:075-211-8804 全席禁煙
PS:私が好きな歌手、サラ・ブライトマンが北京オリンピックの開会式で歌ったそうですね。残念ながら、私はそのときの映像を見ていませんが、中国が開会式で他国のアーティストを招いたことは異例だと思いますし、それが普段私が良く聞いているサラ・ブライトマンだったことは、うれしいような、誇らしいような気持ちです。






























































