2006年02月14日

名古屋のイタリア料理店「デルフィーナ」と「ヴィチーノ」


先週の金曜日に一泊二日で名古屋に行ってきました。昨年、イタリアでソムリエ養成コースを一緒に受講した友人に会うためです。同じくソムリエコースで一緒だった1月に修行を終えてイタリアから帰国したばかりの神戸の料理人と二人で訪問しました。

この3人が会うのは、昨年7月にイタリアで分かれて以来です。最後の夜は3人で最高においしいビステッカ・フィオレンティーナとワインをたらふく食べて飲んだなー。懐かしい。

イタリアで出会ってイタリアで分かれたきりなので、日本で3人が揃うのは初めて。不思議な感じです。名古屋に住むTさんがお店を選んでくれました。

金曜日の晩に行ったのは、「デルフィーナ」です。イタリアで修行経験のあるシェフで、昨年4月に独立したばかり。ゆったりとした落ち着いた空間で食事ができます。6000円のコースを選択。

3種のアミューズ。
アミューズ


カルパッチョです。たっぷりの野菜で見えにくいですが、薄切りした赤身の肉が底に敷かれています。トリュフもかかっていて贅沢。
カルパッチョ


牡蠣のグラタン。
牡蠣


ホタルイカとブロッコリーのスパゲティ。
ホタルイカ


キノコがかかったラヴィオリ。
ラヴィオリ


焼いた甘鯛。鱗が立っていてサクサク。煮込んだ大根が添えられています。
甘鯛


飲んだワインはロエロ・アルネイス。さわやかな酸味があるタイプでした。
ロエロ


デザート盛り合わせ。
デザート


なかなか充実したコースでした。全般的に繊細で優しい味わいです。ダイニングもアイボリー系統の落ち着いた色合いなので、心も落ち着きます。サービスの方も優しい笑顔で接してくれます。よく気が付く充実したサービスはこの店の美点です。中心部から離れた場所にあるので静かな環境もいいです。

その後は市内の中心部に戻って、みんなと別れて、イタリアで通訳をしてくれた人と再会。彼女が働いているイタリア料理屋の仕事が終わった12時ころに落ち合って、栄のにぎやかな界隈にある「ローマ3丁目」という気楽なイタリア料理屋へ行きました。

ここは早朝5時まで営業しています。遅くまで食事ができるのはいいですね。カウンターがあって、気楽にワインが飲めます。

このときに飲んだのがアルト・アディジェの白。きれいな酸味と、ほどよい厚みがいいバランスでした。
白


こんな感じで、生ハムやアンチパスト盛り合わせをつまみながら、うだうだ飲んでいるとあっという間に夜がふけていって、ホテルに入ったのは4時。トリノオリンピックの開会式の生放送が始まっていました。
ローマ



2日目の夜に行ったのが「ヴィチーノ」。ここも」静かな住宅街にあります。ご夫婦二人だけでやっています。まだお若いです。

僕たちはカウンター席でした。こんな感じです。料理している姿が丸見え。
店内


まずはスプマンテで乾杯。酸味が爽やかで最初の1杯には最適です。気に入りました。
スプマンテ


料理はアラカルトで頼みました。まずは赤ピーマンのムースとコンソメのジュレ。これはおいしい。スプマンテともよく合います。
赤ピーマン


ジャガイモのスープとサツマイモのニョッキ。2種類の芋を組み合わせた料理でおもしろい。
ニョッキ


仔羊のラグーのタリアテッレ。うまみたっぷりのトマトがたくさん使われています。
タリアテッレ


詰め物をしたウズラのロースト。しっかり濃い味でおいしい。一緒に食べたイタリアで修行した料理人は、「イタリアの味がする〜」とご満悦でした。
ウズラ


後半飲んだワインはキャンティ・クラシコです。典型的なキャンティの香りと味。トスカーナに滞在していた僕たち3人にとっては懐かしい味でした。
キャンティ


僕が選んだデザートは、グレープフルーツとそのジュレ。爽やかでさっぱりフレッシュ。
グレープフルーツ


帰り際にシェフとお話ししたら、かつてはフランス料理をやっていたとのことで、赤ピーマンのムースなどフレンチっぽいメニューがあるのが納得。豊橋の「フラスカティ」でイタリア料理に開眼されたそう。イタリアで働いた経験はないとのことですが、これだけおいしいイタリアの料理が出てくるんですから彼の調理センスは抜群です。人柄もいい感じ。これからどんどん伸びていく店だと予感しました。

お店の外観です。料理するのが一人、サービスが一人なので、料理が出てくるのが遅いと言って怒る人は行かないでくださいね。
ヴィチーノ


一瞬の名古屋滞在でしたが、同窓会気分で久しぶりに再会できたし、名古屋のイタリア料理屋さんでおいしいものが食べられて幸せでした。名古屋のレストラン関係者とも縁が広がっていきそうです。これからますます楽しみができました。ハッピー。ツイてる!



デルフィーナ
名古屋市千種区菊坂町2-22 エスポア覚王山1F
TEL 052-752-5331

ローマ3丁目
名古屋市中区錦3丁目19-22 ロックビル2F
TEL 052-951-6062

ヴィチーノ
名古屋市千種区大島1-20
TEL 052-762-3986


grazie_arigatou at 19:50 │Comments(6)TrackBack(0)この記事をクリップ! その他の地域のレストラン 

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この記事へのコメント

1. Posted by 花のやっさん    2006年02月15日 13:32
ほんと美味しそうですね。

名古屋に行き機会があればいってみたいな。

また、京都界隈での素敵なお店を紹介してくださーい。
2. Posted by フレディー    2006年02月15日 14:49
花のやっさんへ

ありがとうございます。おいしいものを食べるのって幸せですよね。もうしばらく先になるかもしれませんが、今後、京都あたりのお店の紹介も復活しようと思います。

3. Posted by りん    2006年04月09日 14:08
はじめまして(^^)
本日、デルフィーナさんで夕食をとる予定なのですが、どんな服装で行けばいいのでしょうか?
連れの者(♂)はスーツで行くと言っていますが、
女性である私は。。?
普段カジュアルな服装しかしないので、
悩んでいます。。
よろしければ、アドバイスいただけますか?
4. Posted by フレディー    2006年04月13日 07:06
りんさん

今ヨーロッパに来ているため、しばらくネットに接続できなかったので返事が遅くなってごめんなさい。もう行ってしまったんですよね。楽しまれたでしょうか。上品なムードの店だけど、ラフすぎない服装であればカジュアルでもいいと思いますよ。

5. Posted by りん    2006年04月22日 22:50
お帰りなさいませm(_ _)m

結局、黒いパンツにベージュのコットンセーター、慣れない黒いヒールパンプスに茶色のジャケットで行きました。
ハッキリ言って、地味すぎ。。。

でも、すごく美味しかったです。
初めてそういった場所でお食事したので、緊張しましたが牡蠣のグラタンを始め、泣きたくなるくらい美味しかったです。
6. Posted by フレディー    2006年04月22日 23:51
りんさんへ

ご報告ありがとうございました。おいしい体験ができて良かったですね。これからもレストランを楽しんでくださいね。

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私のプロフィールです。
フレディーこと、ワインバー・ロスコ店主 笹山 等
2007年12月22日、ワインバー・ロスコ(http://www.winebar-rothko.com/)を京都にオープンしました。ワインは、シャンパーニュ以外は全てイタリアワインです。その他、マデイラ、ポート、グラッパなど、食後酒もご用意しています。メールマガジンを発行しています。バックナンバーと配信登録はこちらです


シチリアで食べたパスタが忘れられません。2階のテラスで、昼間に景色を見ながらの食事で、ムードも満点でしたが、味も繊細で大当たりでした。タオルミーナは海はきれいだし、山の上から見おろす景色は素晴らしいし、料理はおいしいし、いいところでしたよ。地元の人は親切で、よく喋る人が多くて、楽しく過ごせました。シチリアはお勧めですよ〜。また行きたいです。

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